国立: 東京、京都、一橋(数学重視)、東京工業、大阪、名古屋、および全国の国公立医学部。私立: 早稲田(理工)、慶應(理工)、私立医学部(上位)
この本のタイトルはやさしい理系数学となっていますが、大抵の受験生はやさしいとは捉えないでしょう。この本の真骨頂は「別解の嵐」です。一つの難問に対して、ベクトル、座標、微分など、あらゆる角度からのアプローチが示されています。東大・京大レベルの、初見では方針が立ちにくい問題に対して「どの道具を取り出すか」という判断力を養うには、これ以上の本はありません。
解答は充実していますが、思考のプロセスなどの解説はありません。GMARCHや地方国立(千葉・広島など)レベルの基礎が完璧でない生徒がこれを開くと、1問に数時間溶かした挙句、解説の1行目から理解できず、自信を喪失する「劇薬」になり得ます。


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