1. 電磁気・原子の「なぜ」を数学で解き明かす究極の導出書。
暗記依存を断ち切り、本質理解で難関大を突破する第9版・電磁気・原子編の決定版。 上巻(力学・熱・波動)と揃えて、物理の完全攻略へ。
2. この本の「3つの強み」
① 数学的土台の継続強化
上巻同様、高校物理必須のベクトル・微分積分・複素数・対数を物理文脈で活用。
- 電磁気特有:ベクトル場・複素数表現(交流回路の位相・複素電力)
- 原子特有:指数関数・対数(半減期・放射性崩壊) これらを事前演習で固め、公式の根拠を自力で導出できる準備力を養います。
② 電磁気・原子の高校数学内徹底導出
教科書で省略されがちな重要公式を微積分・複素数で丁寧に導出。 (例:ガウスの法則、交流回路の複素数解法、ボーア模型のエネルギー準位など) 暗記ゼロで本質を掴むことで、大学物理への橋渡しもスムーズになります。
③ 現場フィードバック満載の自習完結構成
個人塾長7年超+予備校講師・田中洋平氏監修の知見を凝縮。 初学者が詰まりやすい「数学活用不足・解説の曖昧さ」を解消した【講義 → 即演習 → 章末問題】の流れ。第9版改訂で複素電力・半減期などの解説精度がさらに向上しています。
3. まとめ
物理の後半戦で最大の壁になる電磁気・原子。公式の「なぜ」が曖昧だと2次試験で詰まります。 第9版『導出物理(下)』を1周完璧にすれば、共通テスト満点圏 + 難関国立2次試験の電磁気・原子が大きな武器に変わります。物理を極めたい全理系受験生に、上下揃えて最優先で推したい最高峰の一冊です。
4. おすすめの活用ステップ
- ステップ1:数学準備の復習&電磁気特化強化 上巻完了後すぐに、複素数・対数・微分積分の物理適用を再確認。特に交流・放射性崩壊で使う数学を自力演習。<u>「数学が追い付かないと理解不能」</u>という著者の警鐘を胸に、まずは穴を埋めます。
- ステップ2:講義を「じっくり導出ノート」作成しながら精読 重要公式が登場するたびに、「なぜこの形か」を自分で再現しながらノートにまとめます。微積分・複素数を用いた導出は<u>複数回トレース</u>し、納得いくまで考え抜くことが重要です。
- ステップ3:例題・基本問題で即アウトプット&即修正 講義直後の問題を解き、解答と詳細に比較。間違えたら即座に数学や導出部分へ戻り、「わかったつもり」を排除します。公式ゼロから導き出すテストを繰り返しましょう。
- ステップ4:章末問題 + 上下統合復習で完成 上下巻合わせて計745問超の演習を完遂。最後に<u>力学から原子までの主要導出</u>をランダムに再現テストします。不安がある場合は、別冊『導出物理基礎 第5版』の併用も効果的です。
総評 第9版の改訂で完成度がさらに上がった渾身作。 電磁気・原子が「鬼門」から「得点源」に変わる瞬間を、ぜひ本書で体感してください!



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